寝る大人は若返る
「寝る子は育つ」。
よく知られたこのことわざは、科学的に証明されています。
体は眠っている間にあらゆる機能の調節を行っていますが、その一つに「成長ホルモン」の分泌があります。
成長ホルモンはその名の通り体の発育に関わるホルモンです。
このホルモンは脳が一定の睡眠状態に入ると、つまりノンレム睡眠に入ると分泌されます。
言い換えると眠りの質が問題で、熟睡している時間が確保されれば、「育つ」という訳です。
成長ホルモンの働きは主に4つあります。
筋・骨組織の成長、体脂肪を落とす働き、免疫の活性化、そしてシワを減らす働き。
成長ホルモンは、こうした働きに着目して「若返りホルモン」とも呼ばれます。
成長ホルモンに限らずホルモンは加齢と共に分泌が減っていく傾向にありますが、成長ホルモンも例外ではなく、16歳位をピークにどんどん減っていきます。
ただ、高齢になっても全く分泌されないわけではなく、質の良い睡眠とバランスの取れた食事が確保されていれば、分泌量が多くなると研究で証明されています。
質の良い睡眠は、心身を健康にするだけでなく、アンチエイジングにも役立つのです。
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