現代女性の睡眠事情 -約3割が睡眠に悩み-
千趣会が20-50代女性1214人に「普段の睡眠」について聞き、「普段の睡眠」についてのモニターレポートを発表しました。結果は、「毎日の睡眠が足りていると思う」と回答した人は「2人に1人」に対し、「睡眠に関して悩んでいる」と回答した人は「3人に1人」とまりました。
人生のおよそ3分の1を占めている睡眠時間ですが、このところストレスや悩み事などでよく眠れないという声を聞くようになりました。また睡眠をサポートするサプリメントや医薬品、枕や寝具など不眠を解消する商品も多く見かけるようになりました。
10.5%が「毎日の睡眠が充分足りている」と回答
毎日の睡眠が「充分足りている」と思っている人は全体の約1割で、「まあ足りている」の41.2%を合せると約半数の人が睡眠が足りていると感じているようです。一方「全く足りていない」人は9.4%、「あまり足りていない」人は38.8%という結果になり、足りている人と足りていない人が大体半分半分になっているのが分かります。
平日7.6時間 休日8.2時間が理想の睡眠時間
普段の平均睡眠時間は、平日は約6.5時間、休日は約7.8時間という結果になりました。それに対して理想の睡眠時間を聞いてみると、平日は約7.6時間、休日は約8.2時間という結果になり、多くの人は平日あと1時間余分に眠っていたい、と思っているようです。
睡眠に関してかなり悩んでいる人は4.4%、悩むことがある人は29.9%
全体の3割強の女性が「睡眠に関して悩み」があると答えています。また、眠りの深さに満足していない人は37.2%、寝つきに関しても良くない、あまり良くないを合せると30.8%という結果になり、およそ3人に1人の女性が睡眠に関してなんらかの悩みや不満を持っているようです。
快眠法で多いのは「ゆっくりお風呂に入る」「布団をあたためる」「寝る前に本を読む」
快眠法について聞いてみると最も多かったのが「ゆっくりお風呂に入る」40.8%、次いで「布団をあたためる」24.2%、「寝る前に本を読む」23.1%、「ストレッチなど体操をする」「アロマテラピーなど香りを楽しむ」「ベッド、布団など寝具を選ぶ」という回答が寄せられました。