仏政府が「安眠推進行動計画」、勤務中の「昼寝」も検討
フランス政府は睡眠の科学的研究の促進や睡眠に関する相談窓口の開設など、総合的な「安眠推進行動計画」を策定しました。２００７年分だけで７００万ユーロ（１１億円強）の予算を計上します。
保健連帯省によると、フランス人の３分の１にあたる２千万人近くが睡眠に障害を抱えています。睡眠中に一時的に呼吸が止まる症状の研究や、子供や母親への睡眠講習などを通じて睡眠の質を高める予定です。
ベルトラン保健連帯相は「睡眠の大切さを軽んじてはならない」と強調しました。業務効率の改善などの効果が実証されれば、勤務時間中の「仮眠」の推進も検討するといいます。
（日経新聞より：平成１８年１月３１日）
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