健康的な睡眠
大事なのは睡眠時間ではなく睡眠の質です。よく、人の必要睡眠時間は８時間といった話を聞きますが、これはただ短に統計的な平均睡眠時間にすぎません。人によって必要な睡眠時間は大きく違い、４時間で十分な人もいれば９時間必要な人もいます。
長く寝ればいいというわけでもなく、ナポレオンやエジソンは６時間以下の睡眠で十分だったのに対して、アインシュタインは９時間以上も睡眠していたといわれています。
ある実験では、長時間睡眠の人のノンレム睡眠（脳の休息）の長さは短時間睡眠の人とかわらないという結果も報告されていて、睡眠時間は長さよりも質が重要になります。目覚めがスッキリとして熟睡したという満足感が得られる眠りの時間を自分なりに探してみましょう。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、ノンレム睡眠の中は睡眠の深さによって４段階に分かれています。入眠直後のノンレム睡眠が一番深い眠りで徐々に浅くなってきます。
睡眠で特に大事なのは、最初の３時間（１回目と２回目のノンレム睡眠）で、この３時間にどれだけぐっすり眠れるかで疲労の回復度合いが変わってきます。この時間に邪魔がはいって起きなくてもいいように注意しましょう。
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